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治療方針の概要
甲状腺がんの広がりや種類によって治療方針が変わります
- ・がんの種類や病期(ステージ:進行の程度)に基づき、患者さんに適した治療が選択されます。
- ・甲状腺がんの治療は手術が基本となります。
- ・甲状腺がんの治療に、放射線や薬(甲状腺ホルモン薬、抗がん剤)が用いられることもあります。
- ・甲状腺がんの手術には、3種類あります。
- 甲状腺の片方の部分を取り除く葉切除術(ようせつじょじゅつ)
- 甲状腺の2/3以上を取り除く亜全摘術(あぜんてきじゅつ)
- 甲状腺のすべてを取り除く全摘術(ぜんてきじゅつ)
参考:甲状腺癌取扱い規約(第7版)
- ・放射線治療には、外照射と内照射があります。
- ・外照射は、からだの外から放射線を当てるものです。
- ・内照射は放射性ヨウ素を服用し、からだの中から放射線を当てるものです。
がんの種類別 主な治療法
がんの種類 | 主な治療法 |
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乳頭がん |
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悪性リンパ腫 |
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- リンパ節
- からだの免疫をつかさどる細胞が集まっている器官
- リンパ節郭清
- がん細胞が入り込んだリンパ節を取り除くこと
- ヨウ素
- 主に海藻類に含まれる物質。からだの中では甲状腺細胞のみが取り込むことができ、甲状腺ホルモンの材料となる
- 放射性
- ヨウ素放射線を出すヨウ素で、131Iなどがある